備忘録

日記っき

「神様が殺してくれる」を読んだ

新年からキンドルを開くと今年の読書目標を立てましょう!と
出たものだからとりあえず10冊にしておきました

 

神様が殺してくれる (幻冬舎文庫)

神様が殺してくれる (幻冬舎文庫)

 

 

今回はタイトル買いです。この本の存在そのもの知らなかった…
森作品既読はS&Mシリーズと百年シリーズ、Vは途中頓挫。Wは途中でわざと止めてる
あとノンシリーズをほんの少し
スカイクロラは多分しんどくて死にかねないので保留

前情報なしに読み進めていったので大変予想外というか
こういう作品書けるんだ…という気持ちになった。たしかトーマの心臓ノベライズやってたからまぁ書けないことはないんだろうけど

ミステリーとしては疑わしき人が出てくる→会ってみる→翌日殺されてるという話だったのでこれもしかして犯人主人公では…と思い始めていたところでネタ晴らしがくる絶妙な話だった
奥さんとは実は……で、んでもって渦中に美少年がいて…まてまてと思いながらも一気に読み進めてしまった

 

引用にサロメが使われてたのですが
森作品にて引用で知ってる作品が来たの初めてかもしれない・・・
偶然にもサロメを推しが出ていたライブで活弁を通してみたものであぁ~と一方的に感動してた

 

好きな一文

言葉にすると、少しずつ嘘が混ざるような気がする。
本当の気持ちが、どこにあるのか、自分でもよくわからなかった。 

 

こういう断片的に見るとあぁやっぱり森博嗣って感じしますね。
今まで読んだものからの勝手なイメージなんですが登場人物の心境と物言いがどこか遠くにあって。言わば他人事のような感じで物事が進んでいくイメージがあったので。今回はクソデカ感情乗せられるんじゃないですかー!ずるいなと思った次第です

一年の初めに読むには少々向いてなかった気もしますが長さ的には丁度良かったのかも。